謎の生物、タリア網
- 2010年03月18日
本日でくわした謎の生物はスパニッシュステップスにいました。 クラゲの仲間のようだったので文献で調べたところタリア網、ヒカリボヤ科、ナガヒカリボヤに属するのではないかと思います。 大きさは約90cm、直径5cmほどで厚みは7-8mmでした。 良く見ると無数の小さなオレンジ色をした米粒みたいなものを多数有しており一見何かの卵にも見えました。触れてみると意外としっかりした感触で驚きます。 ゼラチン質の半透明なる体はクラゲを連想しますがタリア網は脊索動物(ホヤ等の親戚)で原始的な脊椎動物モドキなのでクラゲとはかなり遠い関係でむしろ魚類、爬虫類に近いそうです。 自力で泳ぐのではなく全く潮の流れに身を任せ漂流しながらの一生を過ごすそうだ。 ヒカリボヤと呼ぶにふさわしく体全体が太陽光を反射しているのかよく光り目立つ。 卵のように見えた粒はひとつひとつが芽生固体でそれが何千もあつまりこの群体を構成している。群体は又中央が空洞になっており入水孔から取り入れた海水に含まれるプランクトンを濾して食べ群体後端の開いた出口から海水だけ排泄して生きている。 このように海に潜ると時折とんでもない未知との遭遇もダイビングの醍醐味の一つだ。



