インストラクターの心得 その1
- 2010年03月11日

オープンウオーターに始まり序じょにランクアップしいずれはレスキュー、ダイブマスターとPADIのコース設定は実に効率良く合理的に階段を登れます。 インストラクターコースもIDCインストラクター養成コース、IECインストラクター試験とに分かれ受講者はPADIのシステムを理解し真面目に参加すれば殆どどなたでもインストラクターになれるはずです。 毎年グアムでもIDC、IECは開催されその都度新たなるインストラクターが輩出されます。 ただそのPADIのコースでは教えてもらえない精神論、奥の技は経験を豊富に積む事でのみ自分の物になるのです。 小生のブログを読んで頂いている方でいずれプロを目指そうとされている方の為にと思い今回は書いています。 体験ダイビング、ライセンス取得コース、ファンダイビングと全てのダイビングに共通して言える事は「参加者の中で一番の弱者に合わせてダイビングしよう」です。年配の方、障害者は勿論の事、泳ぎのあまり上手でない方、ブランクダイバー、耳抜きの不得意の方等様々です。 ベテランダイバー、自信満々のダイバーさんにその弱者達を無理に合わさせようとすれば当然ストレスがかかり途中リタイヤ、事故につながりかねません。 水中に入る前に事前充分なる観察と会話を通じどなたが要注意かを見極め、又水中でもこの方なら大丈夫と思っていたのに突然トラブル方もいますので誰に対しても油断は絶対禁物です。 エントリー前の一工夫で問題を起こしそうな方の気持ちを和らげストレスレベルを下げるようにしましょう。 雰囲気を和ます為の笑い、世間話も有効です。 やはり一番重要なのは相手の気持ちになって考え潜る前ピンと張り詰めた空気をほぐし優しく接する事。 かと言ってなんでも最低レベルに下げるのではなく充分な安全性を担保した上で尚且つダイビングが楽しくなくてはなりません。 ベテランダイバーさんも、そうでないダイバーさんも納得が行く潜水内容に仕上げるにはガイド、インストラクターは大変な想像力、観察力、そして遊び心が必要です。 安全管理だけにキリキリしすぎやたらと水中警告音をたてたりオーバーなジェスチャーで人をあっちこっちに誘導するのは逆効果です。 自分は常に水中で一番頼られる存在でなくてはいけません。 自分を中心に全方向に対し全てを抱擁するだけの安心感を発するにはアイコンタクト(目と目を合わせる)が大変有効です。。 これは最低でも毎分行われるべきでその都度、相手に自分は「ここであなたを見ているよ!」とアピールする。 弱者は自分に一番近い所に寄せ行動する。 目の奥を覗き相手の精神状態を把握、そして同時に周りの興味深い生物、面白そうな地形などを魅せ緊張を解く。場合によってはその弱者と手をつなぎスキンシップを持って安堵していただくと他に自分も注意を払う余裕が出よう。 ポイント選び、潜るコース取り、移動スピード、潜水時間、に潜水深度 全てを考慮した結果一本のダイビングに成就しなくてはなりません。繊細で大胆、伸びやかで力強く、毎日 目指すは潜水終了後のみんなの笑顔。



