ゲリラ熱低
- 2009年10月27日

年々早起きになりつつある小生、ふと今朝は4時過ぎに目が覚めてしまいいつものようにケーブルテレビのお天気チャンネルをつけて愕然とする。 昨日の夕方までは見事な天気だったのにそのテレビ画面に映し出されていたものは紛れもなく渦をまきつつある熱帯性低気圧。 中心は200kmグアムの沖合い。 進路は真っ直ぐグアムに向かっている模様。 低気圧があるとは聞いていたがまさかこんなに発達していてしかも近海にいるとは思ってもいなかった。 これは困ったぞ! ボートはすでにアガニアに手配してあるが風向きが北北西とマズイ。 7時になるのを待ちキャプテンと連絡をとり協議の結果手短に2ダイブをこなし早々と湊へ戻る事にする。 8時にはアガニアを出港、いまだ小康状態の曇り空を見上げつつ一路ビッグブルーを目指す。 潜行開始直後にはあたりが急に薄暗くなり水面を叩きつける雨音がすごい。 我らはすでに水中だが水面で待機中のキャプテンダンには申し訳なく思う。CPA(Closest Point of Approach=最大接近距離)はお昼過ぎでグアムとロタの間を通過するはずの熱低、以外とお早いご到来の模様。 水中は透明度30m、普段よりマッタリと泳ぐブラックフィンバラクーダに迎えられご機嫌麗しい我らに更にギンガメアジの乱舞。 申し分ない内容のダイビングだが海面が気になる。 間違いなくいたるところ波頭がくずれ泡だってきている。 潜水時間は短縮して船へと戻るとそこは激しく上下する船体。 エキジットは急遽一人ずつに変更、タンクも階段につかまった後外させる。以前このエキジット際で上から手を滑らせたダイバーが私の頭を直撃、お星様を見たのを思い出したからだ。 無事ゲスト3名を登らせ自分もエキジット。 ゲストは水中の興奮が止まないようで小生がいかに苦労していたか気が付いてなさそう。 我らプロはいかなる場合でもゲストに怪我や怖い思いをさせまいと心がけております。2本目、ファイファイ沖に船を回し幾分穏やかなダイビングを堪能する。 帰り道がさあ大変。 風は更に風速10mほどになっている。 キャプテンは間隔の短い波間を上手に操船しなるべくゲストには乗りご心地の悪くないよう配慮してくれた。 港に戻ったはなんと11時前。 天候がいかに変わるか予断を許さない状況とあらばさっさとショップに帰りジャクジーでのんびり体を休めるとしよう。



