ポールズダイビング グアム

雨季の心得グアム: ダイビングNO.664,665

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グアムには四季というものがない代わりに雨季と乾季とがある。 年々地球温暖化と異常気象にてその季節の定義やその時期は変わりつつあるが、やはり8月、9月は間違いなく雨季であろう。 グアムを訪れるダイバーはこの時期、ある程度の覚悟を持って来島していただきたい。 このころ晴れるとドピーカンで真っ青な空が広がり海面はまるで湖面のように穏やかになるがひとたび熱帯性低気圧やMICRO-CELLといった急激に発達した積乱雲がくると辺りは急に真っ暗となり突然なる集中豪雨に見舞われることもしばしば。 透明度は雨の後、引き潮ともなると沿岸の河口付近では著しく悪くなる。 昨日がその良い例であった。 朝、ショップを出発しアガット港につくころには猛烈なる土砂降り! 機材をボートへと乗せるのに一苦労。 それでも15分程で小降りとなったので出港するがこのような規模のでかいスコールの後は海上は波長の短い実に乗り心地の悪い海と変貌している。めざすは最近いってないクレバス。 案の定、他のダイビングサービスは誰一人としてアプラ湾内から出ていない。 気温は29度だが水温は31度!ボート上ふらつきながらやっとこさ4名全員エントリー。 一度潜行開始すると海面のドタバタとは裏腹に素晴らしく澄み切った静寂なる海中。 透明度45m! この辺りは時として西から流れが入ると俄然透視度が高まる。 水底では殆どうねりによる波動もなくなんと平和。 まだ上空は曇り空だったため太陽光は青白くちょっとしか進入してこないが水の青さは十分堪能できる。 均等にばらばらに泳ぐアカモンガラとクマザサハナムロだけがわれ等を取り囲む。 タンクを叩いたりビービーアラームを鳴らすものは半径1キロ以内にはいない。 なんとも贅沢なダイビングである。 当ショップに通いだして4年目のダイバー、初めてクレバスをご案内する。 ドロップオフの壁にできた巨大なるV字がたの岩の裂け目は中央に巨岩がありそこから両壁が直角に聳え立つ。さすがグアムを代表するポイントの一つだ。 ダイナミックな地形は見るものを圧倒する。 おおきなうちわのようなイソバナやヤギを見つつ棚の上へと上がればそこにはアオウミガメが2匹なにやら海底に生えているものをむしゃむしゃと食べている。 雨の日や曇り空のひは必ずダイバーは水中ライト必携である。 ところどころサンゴの合間や岩陰を照らしては楽しめる。 マッタリとした35分の潜水を終えこれからが正念場のエキジット。 水中は静かでも海面は荒れ模様。 ボートもかなり激しく波に翻弄されている。 ここは一人ずつ丁寧に浮上させエキジット。 無事船上に戻るや否やすぐに出発。 舟は走り出すと船酔いしにくいからだ。 その後一路アガット湾を横切り次なるポイントpete’s reefを目指すがアナエ島を過ぎたところで眼前にはなんとまっちゃ色の海面が広がる。 先ほどの豪雨により土砂が河口より大量に流出、水はくしくもまるでキャラメルカラー! これではマズイと判断し急遽ポイントをアナエ島に切り替える。 ここは不思議と流れが濁流を遮っていて透明度も30mオーバーと上出来。洞窟内のカノコイセエビを5,6匹みたり外にでては広々とした中層を羽ばたくコンドルの如く泳ぎボートへと戻る。 日々臨機応変